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Webサイト保守の内容は? 東京・新潟のWeb保守会社が解説|taneCREATIVE株式会社

2023.6.15

Webサイト(ホームページ)は制作・開発して終了ではありません。Webサイトを適切に運用し続けるためには、公開後の保守も重要な業務となります。

この記事では、「Webサイトの保守ってどんな業務なの?」「Webサイトの保守ってどこまで必要なの?」といった疑問について解説します。

1.Webサイト保守とは?

Webサイト保守の業務内容を一言で説明すれば、「Webサイトを適切に運用し続ける為に必要な業務」ですが、その内容は次のように多岐に渡ります。

(1) 必要な契約関係の更新

Webサイトを運営していくためには「サーバー」「ドメイン」「SSL/TLS証明書」等、なくてはならない契約関係があります。
これらは一度契約したら永久に使用できるものではなく、契約期間が決まっていることから、定期的な更新や支払いが必要で、忘れてしまうとWebサイトが表示されなくなってしまいます。
これらの更新業務を代行する業務がWebサイトの保守に含まれていることがあります。

(2) セキュリティ対策の実施

サイバーセキュリティ面での脅威は年々増大しています。セキュリティホール(脆弱性)を放置しておくと、攻撃者に狙われやすくなり、ハッキングをされてしまうリスクが増えていきます。
そこで、Webサイト、CMS、ライブラリ、フレームワーク、ミドルウェア、OSなどのバージョンアップを定期的に実施することで、攻撃者から狙われにくくし、また攻撃からWebサイトを守る必要があります。

(3)トラブル発生時の窓口対応とバックアップの保持

「Webサイトが表示されなくなった」「ハッキングをされた」等のトラブル発生時に、原因の切り分けと復旧を実施することも、Webサイトの保守の一内容となります。
万が一に備えて、定期的にバックアップをとる仕組みを構築し、バックアップを維持することも保守業務に含まれたりします。

(4) コンテンツの正確性と最新性を維持

Webサイトは、訪問者に対して最新かつ正確な情報を提供する役割を担っており、古かったり、間違えている情報が放置されたままでいると、企業や事業のブランドを棄損する恐れがあります。
CMSから簡単に更新できる情報については、広報担当者による更新が可能ですが、一般的には簡単に更新できない部分があったりします。
このようなCMSから簡単に更新できない情報を更新することも、Webサイト保守の内容として求められています。

(5) ユーザーエクスペリエンスの改善

Webサイトのデザインや機能性はユーザー体験に大きく影響します。ユーザーがストレスなく情報にアクセスできるように、各種ブラウザでの表示・挙動の適切性を維持しつつ、ナビゲーションの改善、ページの読み込み速度の最適化など、定期的な改善を実施することが必要です。

2.Webサイトの保守ってどこまで必要なの?

ひと昔前までは、「サーバー」「ドメイン」「SSL/TLS証明書」の更新を代行することが、Webサイトの保守業務の基本とされてきたように思えます。
しかし、サーバーやドメイン、SSLの契約更新は、基本的には企業が直接サーバー会社、ドメイン会社と契約し更新していくことが企業の資産管理、契約管理の観点からも重要であることが認識されはじめ、また更新の作業も低頻度(数か月~数年に1度)かつ簡単な作業であることが多いことから、「サーバー」「ドメイン」「SSL/TLS証明書」の更新代行業務については、Webサイトの保守業務に含まれることは少なくなりました

一方で、セキュリティ対策については、保守業務の幅が年々増加しています。
WebサイトはCMSで構築されているケースが多いため、一般的には、CMSを熟知したWeb制作会社が保守を担当してきました。
しかし、近年のサイバー攻撃の増加・巧妙化やクラウドサーバーのシェア拡大に伴い、CMSだけでなく、ライブラリ、フレームワーク、ミドルウェア、OSの適切なバージョンアップが必要とされてきています。

また、Webサイトにトラブルが発生した際の復旧についても、サーバーの再起動だけでなく、原因の切り分けと対策まで、ワンストップで対応できることが保守に求められるようになってきました。

更に、コンテンツの更新補助並びに、表示速度の高速化などの各種ユーザー体験(UX)改善業務も保守で求められる時代となってきています。
特に表示速度の高速化については、保守会社によって対応能力に差が出てくる領域です。

3.Webサイトの現状把握が重要

このように、Webサイトの保守についても、セキュリティ対策並びに高速化対策なども求められる時代となってきていますので、Webサイトの現状を把握することが大切になります。

セキュリティ対策のうちの脆弱性については、当サイトにてチェックツールを公開しておりますので、是非試してみてください。
高速化も含めたUXについては、Googleが公開しているPageSpeed Insightsで現状を把握してみると良いでしょう。

また、Webサイト保守の内容は多岐に渡りますので、保守会社によってそのサービス範囲がことなります。保守会社さんとの契約範囲を確認された上で、課題点を把握することも大切です。

Webサイトの保守に関するご相談はこちらからお寄せください

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東京の大手企業様のWebサイト、CMS、ミドルウェア、OS、クラウドサーバーの保守をワンストップで提供しているチームです。
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